いまもっともSNSで話題をさらっているのがきくちゆうき氏の『100日後に死ぬワニ』です。
2020年3月20日(金)についに100日目が公開され、さまざまな見解や思いがTwitter上にアップされています。
そんな『100日後に死ぬワニ』と三人組音楽ユニットのいきものがかりのコラボムービーが 3月20日(金)PM8時02分(ワニ)に 公開されました!
ドラマチックな死なんてない、死とはいつだって隣り合わせなんだ
今までの本当に何気ない日常、とても死ぬなんて思えないワニくんの日常が詰まった99日間がこのムービーに収まっていて、涙腺崩壊。
もうこのワニくんの毎日を追えないのか、死んでしまってから友達のねずみくんや好きな子はどんなに悲しい思いをしたのかなど考えれば考えるほど悲しくなってきます。
特別な日が毎日あるわけじゃない。良い日があれば悪い日だってある。明日につながる日があれば、何も生産性を生まない日だってある。
そんな一日を多くの人が送っていると思います。
誰もがやってくる“死”というものは、決して平等ではなく、老衰で死ぬ人もいれば、事故や病気で突然死ぬ人だっているわけです。いつ死ぬか分からない。誰もが分かっているようで、普段からそう意識して過ごせている人がどれだけいるでしょうか。
テレビドラマや映画であるようなドラマチックに死ぬ人なんて多くはいません。いつ何時、自分は突然死ぬかもしれない。死というものはそれほど突然なものだし、身近にやってくるものなんです。
そんなことを、忘れてはいけないんだということをこのワニくんから教えてもらったように私は思います。
『100日後に死ぬワニ』とは、爆発的な話題を集めた4コマ漫画
『100日後に死ぬワニ』は、タイトルの通り、100日後に死を迎えることが読者に知らされている主人公・ワニの何気ない日常が描かれた4コマ漫画。
昨年12月に公開されるやいないや、SNSで爆発的な話題を集めていました。
人気タレントのSNSやマスメディアでも数多く取り上げられ、作者・きくちゆうき氏のTwitterのフォロワーは200万人を突破し、1投稿で80万を超える”いいね”を獲得するなど、一大ムーブメントを巻き起こしています。
「100日後に死ぬワニ」 pic.twitter.com/RUblRfVWTs
— きくちゆうき (@yuukikikuchi) December 12, 2019
いきものがかりの優しい歌をワニくんの日常を追う感動のムービー
『100日後に死ぬワニ』 のテーマに深く共感したいきものがかりのメンバーが、対談相手としてきくちゆうき氏に声を掛けたことがきっかけとなり、今回のコラボムービーの企画がスタート。
近しい死生観を持つ4人の想いが重なり、異例の急ピッチで制作が進行され、作品がラストを迎える3月20日(金)の公開が実現しました。
リーダー・水野良樹が書き下ろたこのテーマソング「生きる」は、「死」というテーマに向き合ったときに浮かんでくる感情を丁寧に紡いだ珠玉のバラードです。
コラボムービーは、ボーカル・吉岡聖恵のやさしい歌声と数々の名曲を手掛ける音楽プロデューサー・亀田誠治氏アレンジによる温もりあるサウンドとともに、主人公・ワニの何気ない、だけどかけがえのない100日間を振り返る心温まる内容となっています。
ぜひ見てみてください。
■コラボムービー
「100日後に死ぬワニ」× いきものがかり「生きる」
https://youtu.be/QT5eW7OsDFQ
<Movie Staff>
CD・企画:大石タケシ
AD:小杉幸一
PR:谷村直泰
PM:小林拓路
演出:鈴木菜音
編集:柳原聡子
PRプランナー:根本陽平(電通PR)
■テーマソング
いきものがかり 「生きる」 (EPIC Records Japan)
『100日後に死ぬワニ』作者・きくちゆうき氏描き下ろし配信ジャケット!!
▼ダウンロード・ストリーミング
https://erj.lnk.to/m2NTS
2020年3月20日(金)20:02配信スタート
※一部サイトでは3月21日(土)00:00より配信
<Music Staff>
作詞・作曲:水野良樹
編曲:亀田誠治
Recorded & Mixed by 甲斐俊郎
Drums:玉田豊夢
Bass:亀田誠治
Guitar:小倉博和
Piano:皆川真人
Strings:今野 均ストリングス
■100wani Project
https://twitter.com/100waniOfficial
<Staff>
原作:きくちゆうき
統括:中尾恭太
Producer:仲肥朝美、野手南穂
Manegement:宮本梓
Creative:中元寺隆夢、星エリス、今井桜子
Special Thanks:黒木博、ささきさきじ
『100日後に死ぬワニ』× いきものがかり「生きる」project produced by FIREBUG
■きくちゆうき
<プロフィール>
1986年生まれ。漫画家・イラストレーター。
幼少期から絵を描くことが好きで、自分の絵を人が楽しんでくれることに喜びを感じるようになる。二十歳のときに大切な友人を事故で亡くしたことで「自分に何ができるだろうか」と考え、本格的に絵を描くようになる。27歳でイラストレーターとして独立。現在はリイド社のリイドカフェで漫画「SUPERどうぶつーズ」(2016年9月~)、幻冬舎plusで「どうぶつーズの漫画」(2015年3月~)を連載中。漫画、イラスト、アニメ、紙に描いていたキャラクターたちが意思を持ち、想いを放ち、人に影響を与える。そんな存在感のあるキャラクターや作品を作ることが目標。
■いきものがかり
左:⽔野良樹・みずのよしき (Gt.)
中:吉岡聖恵・よしおかきよえ(Vo.)
右:⼭下穂尊・やましたほたか(Gt./Harmonica)
<プロフィール>
⼩・中・⾼校と同じ学校に通っていた⽔野良樹と⼭下穂尊が、1999年2⽉1⽇に「いきものがかり」を結成。ユニット名は、2⼈の共通点が⼩学校1年⽣の時に⼀緒に⾦⿂に餌をあげる「⽣き物係」をしていたことによる。地元の厚⽊・海⽼名や⼩⽥急線沿線で路上ライブ活動をスタート。1999年11⽉3⽇、同級⽣・吉岡くんの1歳下の妹・吉岡聖恵が「いきものがかり」の路上ライブにいきなり⾶び⼊り参加。⼩さな頃から歌うことに興味を抱いていた吉岡は、そのままの勢いで加⼊し、3⼈組となる。吉岡という強⼒なボーカルを得て、地元の厚⽊・海⽼名を中⼼に精⼒的に活動し、ライブハウスやホールでのワンマンをソールドアウトするようになっていく。2006年3⽉15⽇「SAKURA」でメジャーデビュー以降、数々のヒット曲を世に送り出している。2017年1月5日に「放牧宣言」を行い、一時活動休止。2018年11月2日の「集牧宣言」で活動再開。2019年12月25日に最新アルバム「WE DO」をリリース。
佐保祐大
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