Pioneer『SE-MS9BN』を本音でレビュー！価格、音質、機能など全部言いますわ

2019 8/22

2019年8月16日 2019年8月22日

パイオニア『SE-MS9BN』

20,000円前後

3.7

4.3/5

2.8/5

4.3/5

3.5/5

3.0/5

4.5/5

2回目のレビューになります。佐保祐大です。前回は3,000円以内のイヤホンを紹介しまして、結構好評をいただきました。

ありがとうございます！！

今回はヘッドホンです。ヘッドホンの中でも比較的安くて良いものをピックアップさせていただきました。

パイオニアのワイヤレス＆ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホン「SE-MS9BN」をレビューします。

見た目の印象としては結構オールドスクールではありますが、高級感あるような感じ。少し安っぽく見えないこともないのですが。ただサブカル系の女子には好かれそうなデザインです。
特にゴールドの方はオシャレアイテムにもなりますね。

さて、肝心なのは音です。ヘッドホンのなかでは比較的安価の部類に入りますが、実際はどうなのかご紹介します。

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まず、手に持った感想としてちょっと重い。ただ重そうなのは見た目どおりでもあり、デザインと合わせてみると高級さを感じさせてくれます。

付けてみるとイヤーパッドが肉厚でつけ心地はいいです。締め付けも強くなく、これは長時間でも安心して聞いてられます。

音についても後述しますが、低音が強めに出ていますが音圧が強いわけではないのでこの点も長時間聞くことを考えると安心できます。

Bluetoothなのでわずらわしいコードがないのもいいですね。個人的な好みだとヘッドホンでコード付きという時点でなしです。最近音楽を聞くのはもっぱらiPhoneですしね。音楽聞くのにストレスはいらないです。

さて音質に関してです。全体的に低音が強めですが、ボーカルは綺麗に聞こえます。ちょっとドンシャリっぽいサウンドですね。ただ音の輪郭はハッキリしています。

低音強めで音の輪郭がハッキリしているのでドラムやベースがしっかりと聞こえます。なのでリズム隊が好きな人や低音が好きな人はこのヘッドホンは気にいるのではないかなと思っています。

注目のノイズキャンセリング機能です。記事の上の表で「ここが惜しい」ポイントでも書いたんですが、ノイズキャンセリング機能としてはちょっと心もとないです。

ノイズキャンセリングをONにするとたしかに機能としては働いているんですが、BOSEやSONYのノイズキャンセリングを想像して買うとちょっと怒っちゃうレベルです。

ただフォローすると「全然ダメじゃん」というレベルではなく、他社のノイズキャンセリング機能レベルを求めちゃダメって感じです。

機能面でいうと、連続再生時間がノイズキャンセリング機能を併用して最大24時間だそうです。これは嬉しい！

充電って結構ストレス。初期のワイヤレスヘッドホンを使っていたとき、3時間聞いて2時間充電してという結構地獄の思いをしたので。

あと専用のアプリで設定ができるのですが、これは今のところノイズキャンセリング機能を操作できることぐらい。

「え、これだけじゃないよね？」と内心思っていますが、今後はイコライザー機能とか増えていくことを願います。

まとめとして、トータルで考えると悪くない、むしろ良いと思います。

この価格帯でワイヤレスのノイズキャンセリング機能付き、音のバランスも低音が強めですがボーカルもハッキリ聞こえて全体バランスいいと思いますし。

ヘッドホンにそこまで求めないという人にはこの値段クラスならこの「SE-MS9BN」で良いのではないでしょうか。

商品名	SE-MS9BN
ブランド	パイオニア
形式	密閉型・Bluetooth・ノイズキャンセリング
ドライバー	40mmダイナミック型
再生周波数	5Hz〜22kHz（Bluetooth接続時）、5Hz〜40kHz（有線接続時）
伝送方式	Bluetooth Ver.4.2
バッテリー持続時間	最大24時間（連続試聴、ノイズキャンセリング/ON）
充電時間	約4時間
重量	290g
付属品	ケーブル microUSBケーブルキャリングポーチ