ギターメーカーとしては誰もがしっている「Fender(フェンダー)」。
フェンダーはここ数年、イヤホンやBluetoothスピーカーなどを含むオーディオ分野にも積極的に製品を発売しています。
そのなかでもフェンダーから出るイヤホンのIMEシリーズは毎年多くの製品が出ているほど人気シリーズなのです。
今回はIMEシリーズのなかでも、低価格なエントリーモデルとして発売されている「NINE」をご紹介します。
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楽器の相性は良いが、気になる点も…
ロックのメーカーだけあって、中低音域が強めでダイナミックな音圧に圧倒されます。もちろん中低音が強めだからって高音域が聞こえないわけでも、バランスが悪いわけでもありません。
むしろさすがの楽器メーカー、高音から低音まで全体のバランスよく聞くことができます。
中低音域が強いということはよほど激しいロックやメタル音楽を聞かない限りは長く聞いていられるということ。高音域が強すぎると長く聞いていられない人も多くいるため安心ができます。
特に弦楽器であるベースやギターの相性がよく、ジャズなどを聞いてみるには最適といえるのではないでしょうか。付属品として6.3mmの変換プラグもありますので、アンプに挿してギターやベースの自宅練習などで使うといいでしょう。むしろそれを想定して製作している気がします。
気になる点をあげるとしたら、ボーカルの声が少し人工的に感じてしまうことでしょうか。高音も悪くないのですが、高音を重視する方は避けた方がよさそうです。
楽器隊をしっかりと聞きたいという方におすすめのイヤホンです。
余談この「NINE」が発売したのは2018年12月だから半年以上前のこと(2019年8月執筆時)。オープン価格で14,280円で売り出されていましたが、現在は9,000円にまで下がっています。10,000円を切るイヤホンのなかではトップクラスに入ります。
フェンダー「NINE」のスペック
商品名 | NINE |
ブランド | フェンダー |
形式 | カナル型 |
ドライバー | 9.25mmダイナミック型 |
感度 | 106dB |
インピーダンス | 16Ω |
ケーブル長さ | 1.2m |
プラグ | 3.5mm |
再生周波数 | 11Hz〜29kHz |
付属品 | フォームイヤーチップ(3サイズ) TPEイヤーチップ(4サイズ) 6.3mm標準変換プラグ キャリングケース クリーニングツール |
IEMシリーズの上位互換「NINE 1/TEN/THIRTEEN」
Fender NINE 1 : 200,000円前後
TEN 5 Flat Black : 100,000円前後
THIRTEEN 6 Flat Black : 200,000円前後
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Ayasa@編集部
Music Garage編集部のAyasaです。
好きなアーティストはあいみょん、カノエラナ、BENI、宇多田ヒカルさんなどシンガーソングライターやJ-POPSが大好きです。
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